これは数日前の出来事です。
僕はブータンの首都ティンプーに住んでいます。現在の季節は乾季です。曇り空は少なく、基本的に快晴です。
しかし2月22日。王様の誕生日祝い三連休の中日。朝起きてカーテンを開けると、青空がなくなっていました。
まず写真を見てください。
これ、真昼間ですよ!曇っているわけではありません。本来なら見えるはずの近くの建物が、見えないんです。そしてよく見ると、灰が降ってきているんです。
え、ちょっと待って。これ知ってるぞ。
みなさんは『サイレントヒル』という映画をご存知でしょうか。これはゲームを原作に制作された、ホラー映画です。この映画の街が、まさにこんな感じなんです。深い霧と灰に覆われた街です。これはまずい。恐ろしいモンスターでも出てくるんじゃないか…?
本当のことを言うと、風上で山火事があったようです。ここティンプーは山と山の間にあって、谷みたいになっています。
煙がティンプーに流れ込んでいたために、スモーキーで灰が降っていたようです。夕方には、煙と灰はほとんどなくなりました。ですが完全に消化するまでには時間がかかりました。風が強く、なかなか消化できなかったそうです。
ティンプーがここまでスモーキーなのを、僕は初めて見ました。でもここでは山火事がそこそこあるみたいです。人が原因となる場合もあります。しかし乾燥した地域では、自然発火もあるらしいです。この時期のこの国は乾燥していますから。
そんな出来事の紹介でした。
火事ってこわいですよね。みなさんもお気をつけください。
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コメント
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懐かしい単語についコメントです。
Utyle
がしました