僕は2018年から、ブータンで柔道コーチをしています。大学を卒業してからJICAの青年海外協力隊としてブータンに派遣されたのがきっかけです。
それからブータンの近隣国であるネパールに強化合宿をしに行ったり、国際大会に行ったりしています。
みたいなことを書いてきましたが。実は僕、ブータンに来る前からネパールと繋がっているんですよね。
最初は、2017年です。大学4年生の時に、全日本柔道連盟による学生ボランティア派遣事業でネパールに行っているんです。その時にネパールに10日間滞在し、柔道指導をしました。そこで繋がったネパールの先生方や子どもたちと、今でも繋がっています。2019年に南アジア大会のためにネパール行った時なんかは、予定がない時間には孤児院に遊びに行ったりしていました。そこは柔道も教えている孤児院で、熱心な柔道コーチがいます。先生や子どもたちとは今も仲良くさせてもらっています。教え子たちは連れずに、僕だけこっそりと行ってきました(笑)
もう一つ、学生時代にネパールの代表選手が僕の大学に修行に来たことがありました。彼は現在第一線を退き、オーストラリアで柔道コーチをしています。彼とも学生時代だけでなく、今もやりとりがあります。ネパールに行った際に彼もいれば、必ず連絡して会うような仲です。
僕は現在ブータンの柔道コーチです。もちろん他のどこよりも、彼らブータン柔道に愛着があります。でも実はネパール柔道に対しても、親近感というか何か特別なものを感じています。
ブータンが現在の教え子で、ネパールは元教え子とでも言いましょうか。教え子ってほどでもないのですが。柔道フレンズ、ですかね。
ブータンとネパールは同じ南アジア地区で、いわばライバル同士です。南アジア大会では完全に敵です。ですが僕からするとただの敵ではなく、応援の対象でもあるんですよね。
まあまあそんなわけで、3月にまたネパールに行くのを楽しみにしています。ネパールへは大会のために行きますが、その前の1週間はトレーニングキャンプです。ブータンの教え子や若いコーチを連れて、ネパールでの練習に参加してきます。僕がネパールの柔道選手たちに柔道指導をさせてもらう機会もあります。ブータンの選手にとってもネパールの選手にとっても、いい機会になることでしょう。もちろん僕にとってもです。
そんなイベントがあるので、それに向けて現在教え子たちを鍛えています。楽しみです♪そんな話でした♪
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