1月21日の土曜日に、冬季ブータン柔道大会2023を開催しました。
この大会は冬季トレーニング合宿の締めくくりとして、毎年行なっている大会です。
結果を申し上げますと…
前回記事にさせてもらった↓
D君は優勝でした。
もう1人記事にさせてもらった↓
D君に関しては、妥当です。優勝して当然の組み合わせを、確実に取りきったといった感じ。彼本人にとっては味気ない試合だったかもしれません。
Lちゃんに関しては、優勝する実力はあったものの…です。一年前同様に、接戦の末敗れました。
大会後に僕は、教え子全員とメッセージでやり取りをするようにしています。大会が終わったその日の夜にです。
「勝って驕らず、負けて腐らず」ということで、勝った選手も負けた選手も、今後について話すためにです。「鉄は熱いうちに打て」ではないですが、悔しさや嬉しさがはっきりと残っている時に話すのが、一番意味があると僕は思っています。
その中でLちゃんは、僕にこんなメッセージを送ってきました。「私は多くのことを学んだのに、今日はうまく出せませんでした。私は先生をガッカリさせたことでしょう。」
正直今回彼女には期待していました。ここ最近の彼女は特によく頑張っていたし、テクニックの幅は広がってきていました。そして結果としては彼女は敗れましたが、彼女は今季学んだことを試合で発揮していました。ポイントこそ取れなかったものの、明らかに相手に効いていました。
彼女に限らずです。勝った子がいれば、負けた子もいます。でも負けた子にしても今回は、みんないい試合をしていました。彼らが今季新たに学んだものを、試合の場で使っていました。とてもアクティブな、見ていて楽しい試合でした。
僕としては十分すぎるほどの成果を感じています。新しい技に関しては、さらに磨けば確実にポイントを取れる技になっていくことでしょう。
そんな今大会だったので、僕が全くガッカリするわけがありません。むしろ負けた選手も胸を張っていい内容だったと思います。これを伝えるためのメッセージでのやり取りでもあります。
今回結果を出した選手も惜しくも敗れた選手も、前向きに次を見てくれたらと願っています。
僕としては今回も、楽しく彼らの成長を見守ることができました。
特にこの冬、確実に実力を伸ばした子もいたりします。嬉しくなってしまいます。ブータン柔道の未来は明るいです。
そんな柔道大会の報告でした♪
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