


前回書かせていただいたのですが↓
ブータンのカフェで、ホールケーキを2つ頼んでおきました。教え子たちとクリスマス会をするためです!
ちなみにこのケーキを注文する際、ケーキの上のメッセージを「メリークリスマス」の文字でお願いしたら、カフェの店員さんが不思議そうな顔をしていました。「クリスマスってどういうスペルでしたっけ?」と聞かれもしました。他の人はクリスマスケーキを頼まないのでしょう。やっぱりこの国にはクリスマスにケーキを食べる文化がないようです。
12月24日土曜日。この日は1日練習の予定です。午前中はいつも通りのトレーニングで、午後をお楽しみ会の時間にしました。
朝から包丁や紙皿、フォークなどの準備をしていて、ウキウキしていました。僕が!(笑)
せっかくのクリスマスなので、いつも通りじゃなくしたくて。勝手にケーキの準備をしたんです。「いつもと違う」ってなんかいいですよね。朝から楽しみでした。
そして午前のトレーニング後、教え子たちにホワイトボードのデコレーションをお願いしました。
一生懸命描いています。ドラえもんとかナルトとか。
その後教え子たちにはランチを食べさせて、僕はケーキを取りに行きました。
いい感じですね〜。
いよいよケーキを食べます。
みんな喜んでくれました。ケーキを食べながらおしゃべりをして、楽しんでくれていました。
さて、問題はこの後。
ちびっ子たちがケーキのクリームを自分の顔につけ始めました。
「かわいいな〜」なんて眺めていたのですが。ついには人にもつけ始めたんです!
「パイ投げ」ってあるじゃないですか。クリームパイを人の顔に投げつけるやつ。コメディやコントの演出であるやつです。あれをし始めたんですね。「ブータンでコメディやコント番組なんて見たことないのに…。どこで知ったんだろう」なんて、冷静に考えながら見ていました。
本当は「食べ物で遊ぶな」と叱るべきだったのかもしれないですけど。まあ彼らが楽しそうなので。今日だけはいいかな〜。あとでしっかり拭き掃除させよう。
「全くこの子たちは…」と油断していたら…。やられました。
ちびっ子の1人が、僕の顔にもクリームのついた紙皿を擦り付けてきたんです!すごいな。僕は先生になんて絶対できなかったのに。
ま、心を開いてくれてる証拠…なのかな?
結局柔道衣にもクリームがついてしまって。子どもたちと一緒に洗いに行きました。
最後に今日の写真を。
彼らが楽しそうにしていたので、今回のイベントは成功だったんじゃないかな。
まだ学校のテストが終わってない子が多かったので、人数は少なめでしたが。いい1日になりました。
そんな、ブータンで教え子たちとクリスマスを過ごした話でした!
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