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僕、小学生から中学生にかけては、ぽちゃぽちゃに太っていたんです。まあ、その他にも度々太っていた時期はあったんですけど。その時は走るのなんて大っ嫌いだったんです。

変わったのは高校生の頃です。鍛えるために走り込みをはじめて、少しずつ早く走れることに快感を覚えて。走ることが嫌いじゃなくなりました。


だから多少は走りに自信がありまして。ブータンでも、意気揚々とランニングをしてみたわけです。

ところがどっこい。この国は険しかった。


まずしんどいポイントひとつ目。標高の高さ。

ここブータンの首都ティンプーは、標高が2,300mあります。日本で言うと、富士山の5合目と同じくらいの高さになります。高地です。酸素が薄いんです。山脈の国。高地トレーニングに用いられるような場所なので、一般人が走るにはなかなかに厳しい環境だったりします。


次にしんどいポイントふたつ目。傾斜の多いつくり。

ブータンでは自然をできる限り残して街や道をつくります。首都ティンプーでも山間にあります。平地にあるわけではないので、めっちゃ坂道が多いんです。基本坂道。


「ちょっと走る」なんて感覚じゃなくて、ガッツリトレーニングになってしまいました。

そんなわけで、簡単に息が切れるし足はパンパンになるし散々でした。 



これって高地トレーニングなわけだから。日本に帰る頃には、とんでもなく速く走れるようになっているんではなかろうか。そんな妄想を膨らませて昨日も走ってまいりました。

今日は筋肉痛です。ふくらはぎと腿とお尻と肩も。なぜ?



そんなちょっと変わった環境のブータンのお話でした。

みなさん、ブータンで高地トレーニングなんていかがでしょうか?

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