前回記事に描かせていただきましたが、
柔道場で作業をしている人たちがいます。英語は通じません。
「朝からお仕事に熱心だなぁ」なんて思いながら通り過ぎて、「さあ、いざトレーニングの準備をしよう!」と思っていたところ…
買っておいた手袋がない。
柔道場には太いロープを吊るしてあって、それを登るトレーニングを取り入れています。そのロープを登るのに、手袋を使っています。素手では手の皮がペロリンしてしまうかもしれないので。
教え子たちみんなで一緒にやろうと思って、手袋をたくさん買っておいたのですが…。なくなっている。
まさかと思って見てみたところ、やっぱり。作業のために持って行ってしまっていました。
こういうこと、ブータンではよくあるんですよね。ちょっと借りるつもりで持って行って、返ってきません。もちろん許可は取りません。その結果、ものがどんどん減っていきます。悪気はない…らしいんですけどね。
だから「何か貸して」と言われたときは、もう返ってこないつもりで貸した方がいいと思っています。返ってこなくていいものを貸すという感じです。尋ねられれば。
彼らが作業に使った手袋は砂まるけで、かなり汚れてしまって…とてもロープを登るのには使えなさそうです。なので回収するのも諦めました。
まあ、当たり前のように持っていってしまったんですけどね。
これはもしかしたら日本の外では当たり前なのかもしれません。日本人が物の貸し借りに関してきっちりしすぎているだけなのかなーとも思います。
そんなことがあったという紹介でした〜。
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