書きたいことが多すぎてまとめられなかったので、別の記事として今回書かせていただきます。
やっとプナカに行けるということで、朝からウキウキの子どもたち。朝のバスの中から大合唱。寄ったすべてのスポットで大はしゃぎ。最後の川では泳いで騒いで、全力で遊び尽くしました。
帰りのバスは後半こそヘトヘトでねていましたが、前半はさらに歌って騒いで。ほんと子どもって疲れ知らずですよね。
だけど事件は最後の最後に起きました。やっとバスがティンプーに戻ってきました。辺りは暗くなった8時頃でした。さっきまで元気だった一人の女の子が、バスを降りた途端にしゃがみ込みました。
「あれ?どうしたんだろ」
同僚の日本人コーチが話しかけたら、また立ち上がりました。大丈夫かな?と思った次の瞬間。意識が飛びました。
幸い、隣にいたコーチが身体を支えたので、怪我はありませんでした。でももし隣に誰もいなかったら…。真後ろに倒れて行ったので、後頭部を打っていたでしょう。おおごとになるところでした。
無事、抱えたまま少し様子を見ていたら意識を取り戻しました。その後保護者に連れられて、帰っていきました。
いやー、びっくりしました。さっきまで余裕で騒いでいて、他の子の心配をしていたくらいの子だったのに…。普段大人っぽく振る舞っている子ではあるものの、まだまだ子どもの女の子です。突然倒れることもあるんですね。なんともなくて、本当によかった。
後先考えずにヘトヘトになるまで遊び尽くした彼ら。文字通り『倒れるまで』遊び尽くしていました。全力ってこういうことですよね。全部の力を使い切って目の前のことに取り組む。大人になって忘れてしまった、大切なことを思い出した気がします。僕は果たして日頃、「全力」になれているかな。
まあ目の前のことに全力を尽くすのはいいことではあるけれど。本当に『倒れるまで』体力を使い切るのは勘弁してほしいものです。こちらとしては…。
でも、そこまではしゃいでしまうくらい楽しかったってことでしょう。ピクニックを企画したこちらとしては、これほど嬉しいことはありません。
またみんなで行きたい。次はどこへ行こうか。なんて想像が膨らみます。
「全力」を子どもから教わった出来事でした。
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