僕が住んでいるブータンは、中国とインドに挟まれた小さな国です。海には面していません。そのため海鮮系はあまり身近にはありません。また、殺生をしない国なので、国内で動物を殺すことを嫌います。肉や魚は凍った状態で国外から入ってくる場合が多いです。新鮮なものは基本的にありません。刺身はもちろんありません。長持ちする干し肉がよく食べられています。
そんな国なので、カニなんてめっっっっっったにみません。だから「どうやらカニが食べられそうだ」という情報には食いついてしまいます。
しかし本当にカニなんだろうか。かにかまぼこなのでは?
わかんないけどお友達に誘ってもらったので、行ってみました。
実際の写真がこちら↓
ちゃんとカニでした。もちろんその辺で捕まえたものではなく、外国から輸入されたものとのことです。
久しくみていないカニ。それだけで特別感あって嬉しい。
お味はというと、スパイス強めの辛い味付けでしたが、しっかりカニの味が出ていて美味しかったです。はじめて行くお店でしたが、他の料理も美味しかった。また行きたいなーなんて思っていました。
そしてそして、満足して会計しようという段階で。びっくり仰天。
なんとそのカニ料理、一皿だけで僕が普段食べるランチの20倍の料金だったんです。一皿でですよ!?
え、もしかしてここ、ヤクザが裏にいる怪しいお店?なんて思うくらい(笑)
まあ、こんな環境の国なのでね。わざわざ外国から輸入してるので、手間もお金もかかっています。カニになるとこれくらいは当然なんでしょう。けど、恐るべし。
この国では珍しいカニ。今後これを食べる時は気をつけようと思いました。
そんな出来事とブータンの紹介でした。
あー、日本の新鮮な海鮮料理をたらふく食べたい。
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