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僕が普段見ている上級者クラスは、14歳以上のメンバーで中には国際大会に出場するメンバーもいます。現在は全員男の子で、なかなかハードなトレーニングまでさせています。


実は先週からこの上級者クラスに、女の子2人が加わりました。14歳の女の子と13歳の女の子です。

年齢はそんなに問題はないです。しかし実力や経験年数から考えると、彼女たち2人と他のメンバーとの間には、かなりの差があります。だから、2人にとって上級者クラスはまだ早いと僕は思っていました。ついていけなくて辞めてしまうのは嫌なので


だったのですが!なんと!

彼女たちからお願いしてきたんです!「上級者クラスに入れてください」と!!


これを聞いたときはかなり驚きました。正直言ってこの子たちは、そこまでモチベーションが高いようには見えなかったので。出席率が良いわけでもなかったし。

でも驚きと同時に、僕はすごく嬉しかったんです。もちろん彼女たちの柔道を頑張りたいという気持ちが嬉しかったのですが、もう一つあります。


実は僕が見ている上級者クラス、最初は女の子も所属していたんです。でも少しずつ減っていってしまいました。それぞれ家庭の問題や学校を卒業したからなど違った事情はありますが。結果として全員辞めてしまったのは、僕の責任です。彼女たちが無理をしてでも続けたいと思う空間ではなかったんです。柔道場が。僕にもっと、柔道を楽しませてあげられる能力や、ここを楽しいを思わせてあげられる能力があれば、違っていたんだと思います。


だから、「上級者クラスの人数が多くないこと」「女の子が1人もいないこと」にはかなり落ち込んでいて、申し訳なく思っていました。

そんな時に、2人の女の子が上級者クラスに入りたいと言いはじめました。そりゃ嬉しいです。彼女たち2人は上級者クラスの練習を見たことは何度もあります。その上で、入りたいと思ってもらえる空間だったのかなと。


もちろん彼女たち2人に合わせて練習内容を緩くするつもりはありません。でも彼女たちが続けられるように、サポートしていくつもりです。彼女たちと頻繁にやり取りをして、不安があればいち早く取り除けられるようにしていきます。

少なくとも最近はじめた柔道ノート(ほぼ交換ノート)を見たところ、彼女たちはいい感じです。楽しんでくれています。それに今のところ出席率もいい!


楽しいだけじゃダメ。強くなるには我慢が必要。でも楽しくないと続かない。続かないと意味がない。最近は特にこれを痛感しています。

まだまだ試行錯誤ばかりしています。だけど同じ失敗は繰り返さないように、みんなが続けられる努力をしていきます。

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