【漫画】ブータンの祝日、お昼ご飯が見つからない。 : 凡人の非凡なブータン暮らし

9月23日金曜日。日本では祝日でしたね。『秋分の日』です。

『秋分の日』と『春分の日』は、昼夜の長さが等しい日であり、季節上の一つの区切りという意味で祝日となっているんだそうです。その他に、『先祖を敬い亡くなった人々をしのぶ日』という役割もあるそうです。ちなみにこの秋分の日は、日本固有の祝日です。

日本とブータンでは宗教も文化も違うため、同じ日が祝日になることはあまりありません。

だけど実は同日9月23日は、ブータンでも祝日だったんです。それも同じように季節上の一つの区切りという意味で。

ブータンで9月23日は、『Blessed Rainy Day(祝福された雨の日)』でした。ブータンの季節は、乾期と雨期に分かれています。この日は雨期の終わりを示す休日なんです。

僕は祝日や休日は、だいたいカフェで過ごします。必要な作業をしたり、本を読んだり、ブログを描いたり。そこで知り合いに会ったら、一緒に食事をすることが多いです。会わなかったら、夕方に散歩をしながら家まで帰ります。

この日も祝日ということで、昼頃に街の方へ出かけました。

ところが…。到着してびっくり。ほとんどのお店のシャッターが閉まっていたんです。お昼ご飯を求めて出かけたのに、レストランもほとんどやっていない。よく行くピザ屋さんも、ブータン料理屋さんも、ハンバーガー屋さんも、カレー屋さんも、カフェも。全部閉まっていました。

祝日はかき入れどき！？そんなことはない。店側にとっても祝日は休日。

散々歩き回って、最終的には開いているカフェを一軒発見！やっとお昼にありつけるとホッとして中に入ると…ルームメイトさんが。

同じようにお昼を求めて練り歩いて、最後にここに辿り着いたようです。

これもブータンだなーなんて思います。祝日は休日。お店の人たちも、休みたいのでしょう。

今回の祝日は、普段の他の祝日よりもずっと『国民の休み』感が強かったです。お店はほとんど開いてないし、街を歩く人も通る車もびっくりするほど少ない1日でした。

びっくりですよね。ここ、首都なんですよ？大都会…ティンプー…？

今日は家でまったり過ごす日なのでしょうか。みんなで宗教施設に行く日なのかもしれません。きっとこの祝日は、特別な祝日なんでしょう。

そんな祝日でした。