午前中は学校を卒業している教子を対象に、ウエイトトレーニングを実施しています。そのため学校の敷地内の柔道場にいます。
今日はそこに学校の先生の1人がやってきました。するとこちらに寄ってきて「首が痛いからリハビリを教えてくれ」とのこと。
そういえば数日前にも別の先生が、「ぶつけた足の小指の痛みがひかない」ということで柔道場を訪れていました。
あれ。いつの間にかここ、接骨院か何かになってる?
まあ、僕も同僚の日本人コーチも大体の怪我をしてきたので、ある程度はリハビリの仕方や対処法はわかります。なので頼っていただけるのはかまいませんが。
首が痛いと言って訪れた先生は、僕たちがウエイトトレーニングの最中にもかかわらず、中断させて「リハビリ指導を」と言ってきました。そしてしっかりリハビリをして、帰って行かれました。
この気を使わないところがブータンです(笑)
こういうこと、多いんですよね。
例えば自分が仕事を休んで周りに迷惑をかけたとしても、次の日何事もなかったかのようにケロッとしているんです。「申し訳なかった」という言葉は絶対ないし、迷惑をかけたという感覚がないような気がします。だから簡単に休みます。同僚のブータン人柔道コーチなんかも、平気で丸投げして休んだりします。これは正直言うと、もう少し考えてほしいところではあります。代役を立てたり。
だけど一方で…
「これってもしかしたら『日本人が考えすぎ』なのかなー」と思ったり。逆に日本人は、人に気をつかいすぎているところがあります。「自分が休んだら他の人に迷惑をかけるから、絶対に休めない」などなど。
人のことを気遣うのはとても大切なことだし、すごく素敵なことです。だけど、もうちょっとワガママに生きてもいいのかもしれない。
なんてブータンの人を見ながら思う本日でした。
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