コロナウイルスが世界中に蔓延してから、ロックダウンや外国人の受け入れ中止など、世界中で大きな変化が起きました。
日本でも自粛要請や営業時間短縮など、我慢我慢で過ごしにくい世の中になっています。
日本でも自粛要請や営業時間短縮など、我慢我慢で過ごしにくい世の中になっています。
「この危機を乗り越える糸口はあるのだろうか」と、世界中で不安が広がっています。
そんな世の中ですが、つい先日、ブータンで明るいニュースを目にしました。
せっかくなのでここでシェアしたいと思います!
外国人観光客の受け入れ再開
このニュースは、ブータン国営放送のBBS(Bhutan Broadcasting Service)によって、2021年8月9日に発表されました。
(記事の引用と日本語訳を記そう思いましたが、著作権や翻訳権にふれてしまうようなのでやめておきます)
記事を要約すると、
- ついに1年半ぶりとなる外国人観光客を受け入れた。
- この観光客は70歳のアメリカ人女性であり、観光目的で3ヶ月間の滞在予定である。
- 旅行の72時間前までに発行されたコロナウイルスの陰性証明書を用意。また、入国後は自費での21日間の強制隔離、隔離終了後には再度PCR検査を受けるという条件付きでの受け入れ。
ということです。
また、BBSの記事によると、『公定料金』の徴収は、隔離終了後から始まるそうです。
(公定料金:国によって決められた、ブータン滞在する際にかかる費用。詳しくはこちらの記事へ)
(公定料金:国によって決められた、ブータン滞在する際にかかる費用。詳しくはこちらの記事へ)
外国人観光客の受け入れが始まったとはいえ、かなり厳しい条件付きです。
そうとうブータンが好きで、そうとうのお金持ちしか来られない状況です。
そうとうブータンが好きで、そうとうのお金持ちしか来られない状況です。
とはいえ、少しずつ経済が回り始めるということ。これほど嬉しいニュースはありません!
ブータンの産業
ブータンでは、歴史、文化、宗教、環境など、あらゆるものを徹底して保護する政策をとっています。数日の入国でもビザが必要で、移動には事前の許可が必要。
観光にはガイドをつける必要があり、外国人が自由にふらっと旅ができる国ではありません。
しかしその制限は、観光客の方に十分なおもてなしをするため、そしてブータンをしっかりと楽しんでもらうための政策でもあります。
そんなブータンなので、観光業にはかなり力を入れています。
ブータンでは、観光業に従事している国民がかなり多いです。
建設業も多いですが、観光ホテル建設が大きな割合を占めています。
観光業に繋がってきます。
建設業も多いですが、観光ホテル建設が大きな割合を占めています。
観光業に繋がってきます。
また、エネルギー業も盛んですが、水力発電によって作られたエネルギーを売る先はインドなどの近隣国です。
このコロナ禍においてはそれもストップしています。
このコロナ禍においてはそれもストップしています。
つまり、ブータンにとって外国人観光客や外交のストップは、大きな問題。
とんでもない数の失業者を出すことになります。
とんでもない数の失業者を出すことになります。
コロナウイルスによるダメージ
約1年半前の2020年3月にブータンで初めてのコロナウイルス感染者が発見されて以来、ブータンは観光客の受け入れを中止していました。
上記の通りブータンは観光業に頼っている国です。国民の大多数の仕事が観光に関わってきます。
つまり、国民の大多数の収入がほとんど0になりました。
つまり、国民の大多数の収入がほとんど0になりました。
観光がストップしたことで、家賃すら払えない家庭やご飯を満足に食べられない家庭が一気に増えました。
一時的にタクシー運転手やその他の仕事を始めた人も多いです。
タクシー運転手になったところで、お客さんは少ないです。
収入が少ないことには変わりありません。
タクシー運転手になったところで、お客さんは少ないです。
収入が少ないことには変わりありません。
ここしばらくは、かなりの割合の国民が、国王陛下の救済でなんとか生活ができているといった状況です。
ブータン国民の希望
そんなブータン国民にとって、外国人観光客の受け入れ再開は大きな希望です。
国民のほとんどが2回のワクチン接種を終え、外国人観光客の受け入れが始まることで、やっと経済が大きく動き始めます。
少しずつだとしても、観光業の復活は国全体に確実に利益をもたらします。
少しずつだとしても、観光業の復活は国全体に確実に利益をもたらします。
外国人観光客について、今はまだかなり厳しい条件付きですが、
これが少しずつ緩和されていくことと思います。
そうなると観光客がどんどんと増えていくことでしょう。
これが少しずつ緩和されていくことと思います。
そうなると観光客がどんどんと増えていくことでしょう。
観光客が増えれば、観光業や建設業の方に収入が入ります。
世界的に落ち着き各国の外交が再開されれば、エネルギー業も息を吹き返します。
ブータン国民が厳しい生活から脱出できる日が近づいています。
コロナ禍で停滞していた世の中が、やっとまた動き始めるという予感がしています。
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コメント
コメント一覧 (2)
オリンピックの記事でリクエスト出来るなら「東京着いてからの競技の練習(試合本番までの日々の過ごし方)」を描いて貰えると嬉しいです。
これまたネット記事で日本選手は十分に練習出来てたけど、コロナもあって海外選手の練習がいつものオリンピックよりも不利な状態だったから日本の金メダルが多かったと読みました。出不精の自分としては海外行くだけでもハードル高いですが、慣れない国で練習して試合するって更にハードル高いです(スポーツ選手はそんなメンタルも鍛えるんでしょうけど)。もし良かったらよろしくお願いします。
Utyle
がしました