そんなこと当たり前だと思うかもしれませんが、人間に限った話ではないですよ?
ブータンでは「輪廻転生」が信じられており、殺生を極端に嫌います。
蚊取線香を焚いたり虫を叩き潰そうものなら、とんでもないという目で見られてしまいます。
家畜だって乳が出なくなっても、寿命を迎えるまでは面倒を見るそうです。
ま、僕はブータン人ではないので、誰も見ていない時にはしっかり叩き潰しますけどね。

外国で生活をすると、そこでは自分とは違う価値観が当たり前。
それを変だと拒絶するのではなく、考え方を理解することが大切だと感じています。
外国に住むということは、その国の価値観が当たり前になります。変わり者は外国人である僕。
それでも文化や考えを理解して、僕を認めてくれるブータンの人たち。
同じように、日本に住んでる外国人にもそれぞれの価値観があります。
確かに一部の外国人は生活が苦しくなり、事件を起こすことがあります。
でもそれは日本人も同じ。日本人にだって、犯罪を犯す人はいます。
よく知りもしないのに、危険だと怖がって近づかないのは違う。
日本にも外国人が増えてきているこの頃。
日本人はただでさえ、外国語を使いこなす人は少ない。
それだけでももう既に、外国人には厳しい国です。
外国人は危ないと距離を取るのではなくその違う文化を認め、困っているのなら助けてあげられるようになりたいと、強く感じます。
スポンサーリンク
コメント