幻の桃源郷 ブータン旅行 

〜具体的な方法と費用の話 〜

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幸せの国』として世界的に認知されてきているブータン王国

最近では、ブータン国王が日本を訪れたことでも注目されました。

ブータンという国の名前は耳にするけれど、実際にはあまり知られていないのが現状です。

旅行先としてはまだまだメジャーではありません。


だからこそ、一度ブータンに行ってみたい

どんな場所なのか気になる

と思ってる方は、少なくないのではないでしょうか。


そこで今回は、ブータン旅行の具体的な方法や費用についてをお話しします!! 




まず結論を言うと、
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

費用は、1週間の滞在を想定して

40万円程度

(航空券や滞在費など全て含めた総額)

※これを節約をするのはかなり難しいです。
(理由は後ほど)

方法は、

日本の旅行会社を利用する

(これが最も現実的)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

というのが結論です。



ここからは理由を解説していきます。
 


国で決められた『公定料金制度』

ブータンは特殊な国です。

観光業をメインにして、国の経済が成り立っています。

近隣国のタイやインドのように、自分で格安便をとって、バックパッカーとして気軽にふらっとなんてことはできません。

それどころかブータン旅行においては、『費用の節約』は不可能だと思ってください。


なぜかというと、『公定料金制度』というものがあるからです。

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公定料金』とは、ブータンに滞在する際、必ず払わなくてはならない料金のことです。

これはブータン政府によって決められており、1250ドル*という決められた料金を支払わなくてはなりません。
(*時期によって多少変動します)


[250ドル=27000円程度(2021年現在)]


滞在だけで1250ドル!?ふざけんな!高すぎる!!

と思うかもしれません。


だけどもそうとも言えません。

なぜならこの料金には、ブータン滞在に必要なほぼ全ての料金が含まれているからです。
 
 

具体的には、

  • ホテルの宿泊費(三つ星ホテル
  • 13食の食事(アルコールは別料金)
  • ガイドや運転手の費用
  • 国内移動費
  • 入場料など旅行にかかる諸費用
  • トレッキング時のキャンプ設備、運搬代
  • 内国税(65ドル)や手数料

以上の旅行に必要なほぼ全ての料金が含まれています。

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考えようによっては、超お得パックです!!

これを支払い、ツアーガイド運転手常に帯同してもらう必要があります。

つまり、付きっきりでの案内をしてもらえます!!

ちなみに「このツアーガイドと運転手を断ってその分を節約」なんてことはできません。

そのため、勝手にふらっと入国はできず、節約は不可能ということになります。


1250ドル。決して安い金額ではないです。

これが滞在する日数分かかります。

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お金に余裕のある旅行者をターゲットにしているんでしょうね。

観光業に頼っている国なので、仕方がないのかもしれません。

 

旅行会社に任せるのが最も現実的

旅行の計画を立てるにしても飛行機を取るにしても、旅行会社を通すことをお勧めします。


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上記で説明した通り『公定料金制度』があるので、個人的に全ての手配をしようと思うと、大変な作業になります。

航空券ビザツアーガイド運転手ホテル入国手続き関係など、手配しなければならないことが多すぎます。

もし何か不足していたら旅行断念なんてことにもなりかねません。


多少お金がかかっても、旅行会社を通してプロにお願いをするのが確実でおすすめです。
旅行会社なら公定料金のことはもちろん、あらゆる手続きをやってもらえます。
あなたは旅行会社の人と旅のプランを計画し、あとは出発当日に空港に行けばいいということになります!

 

ブータンへの経路

ブータンへの経路についてですが、直通の飛行機はありません

タイ、ネパール、インド、シンガポール、フィリピンなどの国を経由することになります。
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その際、国によってはトランジットだけであってもビザが必要になる場合があるのでご注意ください。
ちなみにタイは必要ありません。インドは必要になります。
これに関しても注意する必要があるのは自分で手配する場合です。旅行会社に任せるのであれば手配してもらえます。

 

ブータン旅行にかかる費用の内訳

まずそれぞれの費用について。

航空券代は、公定料金とは別にかかってきます。

そこで気になるのが料金だと思います。


僕は経由地にタイを選ぶことが多いです。 

理由としては、日本から経由国への便はたくさんありますが、経由国からブータンへの飛行機は少ないのが現状です。なので、乗り換えのタイミングの問題からおすすめはタイです。


今回はタイ経由を例に挙げて計算します。 

時期によってまちまちですが、日本タイ間の航空券はかなり安く取れる場合があります。

安い時期は往復20000から。高い時期は往復60000程度でしょうか。
 

そしてタイからブータンへは、時期による変動はほとんどありません

航空会社は2社しかないため、安い便も高い便もありません。

タイブータン間は、どうしても往復10万円程度はかかってしまいます。
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とどのつまり、航空券だけ往復15万円くらいはかかると思っておいてください。
(日本タイ間を5万円として計算しています)


と説明はしたものの、航空券に関しても旅行会社に任せるのがおすすめです。



航空券代に、公定料金ビザ代、さらにお土産や食事以外にかかる諸経費(アルコールや軽食)を考えると、そこそこの金額がかかります。


例えば1週間のブータン旅行ならば、

  • 航空券代(往復)15万円
  • ビザ代(手数料込みで)10000円程度
  • 公定料金(250ドル×7)19万円

最小限で35万円です。
 

ここにアルコールや軽食代お土産代がかかります。 
さらに旅行会社に払う手数料がかかります。 

それらをかなり多く見積もって5万円だとして、

合計40万円程度かかるという計算になります。

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正直言って、気軽にポンと出す金額ではありませんよね。

 

まとめ

上記のように全ての手配を自分自身でするのは難しく、費用はかなりの額がかかってしまいます。

それもあって、ブータンに行ったことのある人はかなり少ないです。 

 

でもこれってつまり、「ほとんどの人がしていない貴重な体験ができる」と考えることもできます。

一度行けば、きっと一生語ることのできる経験になるでしょう。


旅行先の選択肢として、一度ブータンを検討してみてはいかがでしょうか?

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おすすめの旅行会社

ちなみに僕とはなんの関係もないのですが、最後に僕のおすすめの旅行会社を紹介します。
こちら

 

GNHトラベルアンドサービス』です。


ブータン旅行を専門に取り扱っている旅行会社で、日本語の話せるブータン人ガイドが在籍しているので、安心して任せられます。

僕も何度か、航空券の手配をお願いしています。


 

ブータンの観光地レビュー

この記事を書いた僕自身は現在ブータンに住んでいます。
せっかくここにいるのでと思い、観光に行った際の写真と共に記事にしています。
よろしければ少し覗いてみてください。

ブータンの空港がある街パロにある、美しき絶壁の観光地『タクツァン僧院』↓


首都ティンプーを見下ろす黄金の巨大仏陀『ブッダポイント』↓


ブータンの亜熱帯地域、冬の都『プナカ』↓



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